綺麗な部屋じゃないと落ち着かない人とごっちゃり部屋が好きな人
時々、片付けられない汚部屋に住んでいる人の部屋を片付けよう!と言う企画が放映されたりしていますが、あんなに汚くなくても普段から部屋がそれなりにごっちゃりとしている人は多い様です。
と言うのも、よくあるインテリアのカタログに出て来る様な美麗に片づけられている部屋の写真を見るのは普通にキレイな部屋だねぇ~と、まるで綺麗な花でも見る様な感覚で観ることが出来るのですが、実際にごっちゃり部屋の住人がそこに住むことになったとしたら多分、数日でキレイな部屋の状態がごっちゃり状態になる事請け合いなのです。
綺麗な部屋と言うか、片付けられていないと気が済まない片付け魔の人から見たら信じられないかも知れませんが、部屋の内情がごっちゃり状態の人はその状態でないと落ち着かないのです。
綺麗な部屋の状態じゃないと落ち着かない人と同じ様に、ちょっと散らかった状態の部屋の方が落ち着くと言う特性を持っているので、むやみやたらに片づけようとしないで欲しいのです。
また、家族にこの両方のタイプがいる場合が一番ややこしくて、親に部屋を片付けろと言われてキレイに片づけられる兄が居るのにもかかわらず、妹の部屋が半汚部屋状態だったりするともう兄妹喧嘩と言うか兄妹関係がイマイチになってもおかしくないそうです。
とにかく、キレイ部屋の住人はキレイにするのが好きな人の方が市民権と言う蚊人権を持っている手前理解されやすいのですが、若干汚部屋に住んでいる方が落ち着くと言う人は周囲から理解されない事が多いので、家族からも孤立するケースが多かったりするのです。
この様に、人には好みの環境がそれぞれ違うので、誰でも同じ様に同じ感じの部屋が好みになるとは限らないと言う事をもっと理解して欲しいと言うか、どうしても汚部屋になってしまう人でも片付けられる方法を編み出してくれるとなお良い気がするのです。
そんな感じでどうしても、キレイな部屋でも数日以内に汚部屋にしてしまう人の特性を言うと、自分が座っている周りの手の届く範囲に、全ての~と言うかよく使うアイテムがある状態が一番理想なので、出来ればそんな家具があると非常に助かるのです。
ちょっと前に、人を駄目にするベッドとか言うのがありましたが、ベッドの周囲に壁の様な収納ケースを配置して、座ったまま今必要なものが全て手に届きやすい位置にしまわれている状態を作ることが出来ると言う、ある意味究極のズボラな生活を送ることが出来る優れものがあったのですが、一部の人以外の人の反発があってやむなく生産中止になった?とかならなかったとか言われているのです。
自分の手の届く範囲に必要なものが置けると言う~正に神対応な家具が存在しているのなら多くの人がその家具で救われそうな気がするのですが、なかなか販売されたりして来ないのは汚部屋を推奨する様な状況には持っていきたくないのだろうか?と思わずにはいられません。
しかし、キレイすぎる部屋で暮らしている人の方が少ない様な気がするので、汚部屋を片付けようと思っていても片づけられていない人は、そんなに慌ててキレイな状態にしなくてもイイと思います。